ゆうひ

  梨の木の下・・・
        三輪車とわたし・・・
  夕日がきれいだった・・・
  下宿屋の屋上で、
        洗濯鋏とわたし・・・
  夕日がおちていった・・・
  年老いた梨の木と、
        よれよれのスーツとわたし・・・
  夕日がにじんでいく・・・
                2002年4月23日
                         




The Pure In Heart

  眩しかったあの頃・・・
  夢の中の君
  わらってた・・・
   ただ君を守りたくて・・・
   君さえ仕合せになってくれたら・・・
  もう一度やり直せたら
  伝えないでいよう
  いつまでもピュアなままで・・・
    裏切られて           
         傷ついたけど
     僕の中の君は変わらない・・・
 
  眩しかったあの頃
  光の中で君
  わらってた・・・
                 2002年5月1日
                         
                   (Dedicated to Tanumi)









♪ はれときどきレモン ♪
一.ある夏の日
   夕日の見える丘で
   僕達は巡り逢った・・・
   傷ついた翼を休めるように
   寄り添う心と心・・・
   夕日に溶けていった・・・
長い長い道程を歩いてはきたけれど
つかみきれない何かが
胸の中で燻り続けてる・・・
   こわいものなど何もなかった
   懐かしいあの頃・・・
ふと立ち止まり、
蜩の声に耳をすませば・・・
※ はれときどきレモン
   ときどき雨
   ときドキウキッ・・・
   はれときどき檸檬
   ドキドキ晴れ
   うきウキれもん・・・
   はれときどきれもん
   ときどきレモン
   ドキドキ檸檬
   ときどきレモン・・・   ※※
     二.ある秋の日
        思い出のあの丘で
        僕達は誓いあった・・・
        真白な翼をひろげるように
        羽ばたく心と心・・・
        日の出に輝いてた・・・
    長い長い道程に疲れてはいたけれど
    明日の輝を求めて
    胸の中で今も叫んでいる・・・
            抱えきれない夢を懐いてた
            まぶしいあの頃・・・
  ふと立ち止まり、
  朝靄の中
  また歩き出せば・・・
        ※〜※※REPEAT
    はれときどきれもん
        ときどきレモン
           ときどき檸檬
                  ときどきレモン・・・
                             2002年7月20日
                                        
  (Dedicated to Haletokidokilemon)










風のように・・・

 風のように
     さりげなく、
        気付かれぬように
                 そっと・・・
 でも 花のように
          いつも
     あなたを見ているよ・・・
この広い広い大空に
     思いっきり 手をひろげてみた・・・
どこまでも続く草原を
     思いっきり かけてみた・・・
   きっと許せるね・・・           
   きっと許しあえるよ・・・
 
 もう、何もかもが
   きれいだね・・・
        いつまでも、
             いつまでも・・・
        どこまでも、
             どこまでも・・・
                    2002年8月16日
                            









夏の終わりのシンフォニー

  夏の終わりの風はやさしい・・・
       つくつくぼうしと鈴虫と
     出逢いと別れのシンフォニー・・・
       あなたとわたしと赤とんぼ・・・
    夏の終わりのシンフォニー・・・
                   2002年9月11日
                          




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