ひとりごと・・・
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前の会社に勤務していた頃、今から約3年以上も前のことですが、 心から信じていた人に裏切られて、とても辛い日々を送っていました。 そんな時に巡りあったのが、カブ君でした・・・。 |
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ある夏の日、娘を自然に触れさせるのを目的に、田舎へと出かけました。 昼間は、小学時代以来ご無沙汰だった川釣りに、娘と一緒に取り組みました。 さすが、小学生の頃は釣りの名人と言われただけあって、成果は上々、娘と一緒に たくさん釣りましたが、すべて自然に帰してあげました。 |
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夜遅く、自宅に帰る途中、明かりの下に、もしかしたらカブト虫がいるかもしれないと、 またもや小学時代をふと思い出して、娘と一緒に探しました。 |
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メス1頭しか見つからず、あきらめかけた時、なんと、通りすがりの若いご夫婦が (どうやら私たちと同じことをしていたのでしょう・・・)、元気なオスとメスを 1頭ずつわけてくださったのです。 こんな世知辛い世の中で、親切なご夫婦に巡り合えて、 まだまだ田舎もすてたもんじゃないなぁと、 とても嬉しくなりました。 |
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娘は、カブト虫に、五郎ちゃんと桃ちゃんと花ちゃんという名前を付けて、 親子で心をこめて育てました。 私もどんなに仕事が遅くなっても、どんなに身体が辛い時でも、 毎日お世話をしました。 |
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そのかいあって、3頭はとても長生きしました。でも・・・、 11月の終わり頃だったでしょうか・・・、 娘は、☆になった3頭のために、庭にお墓を作ってあげました・・・。 |
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その頃には、五郎と桃と花のこどもたちがたくさん育っていました。 それから約3年が過ぎました・・・。 たくさんの愛情と費用と時間と労力を注ぎこみ、かつ試行錯誤を重ねつつ、 毎年、たくさんのカブト虫を育てて、故郷の自然に帰してあげています。 |
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まるで、カブ君が私たちを応援してくれているかのような、 いろいろと不思議なこともありました。 今年は、今のところとても大きく育っています(幼虫ですが)。 来年の夏には、きっと大きなカブ君がたくさん巣立っていくことでしょう・・・。 |
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なんのために、一見無駄と思えるようなことをしているのか・・・?!
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いかがですか・・・?!みなさん! 都会の喧騒を離れて、たまには子供たちと豊かな自然に触れてみませんか!? きっと、何か新しい発見があると思いますよ・・・!! |
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