花のアニメーション1ひとりごと・・・花のアニメーション2

2001年11月

前の会社に勤務していた頃、今から約3年以上も前のことですが、
心から信じていた人に裏切られて、とても辛い日々を送っていました。
そんな時に巡りあったのが、カブ君でした・・・。
ある夏の日、娘を自然に触れさせるのを目的に、田舎へと出かけました。
昼間は、小学時代以来ご無沙汰だった川釣りに、娘と一緒に取り組みました。
さすが、小学生の頃は釣りの名人と言われただけあって、成果は上々、娘と一緒に
たくさん釣りましたが、すべて自然に帰してあげました。
夜遅く、自宅に帰る途中、明かりの下に、もしかしたらカブト虫がいるかもしれないと、
またもや小学時代をふと思い出して、娘と一緒に探しました。
メス1頭しか見つからず、あきらめかけた時、なんと、通りすがりの若いご夫婦が
(どうやら私たちと同じことをしていたのでしょう・・・)、元気なオスとメスを
1頭ずつ
わけてくださったのです。
こんな世知辛い世の中で、親切なご夫婦に巡り合えて、
まだまだ田舎もすてたもんじゃないなぁと、
とても嬉しくなりました。
娘は、カブト虫に、五郎ちゃんと桃ちゃんと花ちゃんという名前を付けて、
親子で心をこめて育てました。
私もどんなに仕事が遅くなっても、どんなに身体が辛い時でも、
毎日お世話をしました。
そのかいあって、3頭はとても長生きしました。でも・・・、
11月の終わり頃だったでしょうか・・・、
娘は、☆になった3頭のために、庭にお墓を作ってあげました・・・。
その頃には、五郎と桃と花のこどもたちがたくさん育っていました。
それから約3年が過ぎました・・・。
たくさんの愛情と費用と時間と労力を注ぎこみ、かつ試行錯誤を重ねつつ、
毎年、たくさんのカブト虫を育てて、故郷の自然に帰してあげています。
まるで、カブ君が私たちを応援してくれているかのような、
いろいろと不思議なこともありました。
今年は、今のところとても大きく育っています(幼虫ですが)。
来年の夏には、きっと大きなカブ君がたくさん巣立っていくことでしょう・・・。

なんのために、一見無駄と思えるようなことをしているのか・・・?!
それには2つの目的があります。
1つは、あくまでも自然保護のため、そして、もう1つは、
自然と触れ合うなかで、娘の感性を豊かに育てるためです・・・。


いかがですか・・・?!みなさん!
都会の喧騒を離れて、たまには子供たちと豊かな自然に触れてみませんか!?
きっと、何か新しい発見があると思いますよ・・・!!


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